通信速度はみんな気になるんじゃないでしょうか。ITmediaに「Xi、SoftBank 4G、WiMAX、EMOBILE LTEの実効速度は?」という記事が書かれていました。
読んでみると、意外な結果が。
WiFiルータの速度比較記事が面白
ITmedaの「Xi、SoftBank 4G、WiMAX、EMOBILE LTEの実効速度は?」という記事で各WiFiルータの速度を測定したそうです。都内3か所、横浜で2か所、PCとスマートフォンで測定
と、なかなか手間のかかった記事です。
結果から言うと、ソフトバンクの「ULRTA WiFi 4G 101SI」がずば抜けて爆速です。
色々な条件があるのでしょうが、東京蒲田駅周辺で、なんと下り20Mbpsを越えたとのこと。
20Mbps出るならば、かなり実用的と言ってよいでしょう。しかも、2位以下に数倍の開きをつけての圧勝です。
何かと電波状況が取りざたされるソフトバンクですが、WiFiサービスの速度では圧倒的に強いようです。
場所によってばらつきが
しかし、WiFiは場所によって通信速度に相当なばらつきがあるようです。通信が遅く感じるときは屋外に出る、混雑している場所から離れたところに移るといったふうに、ちょっと場所を変えるだけでも効果はありそうだ。
と、電波状況はけっこうシビアなようです。速度が出ないな、と思ったら、ちょっと場所を移動してみるという手もありそうです。
月額費用と並べてみるともっと面白い
ちなみに2位がイーモバイルの「Pocket WiFi LTE(GL01P)」。ソフトバンクの強さに比べると見劣りがしますが、けっこうがんばっています。場所によっては10Mbps近く出ることもあり、まあまあ実用的でしょう。残念ながら、WiMAX対応の「URoad-SS10」が最低でした。順位を並べると、こうです。
1位:ソフトバンク「ULRTA WiFi 4G 101SI」
2位:イーモバイル「Pocket WiFi LTE(GL01P)」
3位:ドコモ「BF-01D」
4位:WiMAX「URoad-SS10」
しかし、この結果も、次の表と並べてみると非常に面白い。
きれいに値段順に並んでいるのが分かると思います。なんか分かんなけど、深く納得させられますな。
3Gと4G
ところで、普段何気なく3Gとか4Gなどと言っていますが、なんのことかちゃんと説明してみろ、と言われると詰まってしまう人もいるのではないかと思います。ついでですので、3Gと4Gの違いを説明しておきましょう。
4Gの登場
3Gとか4Gというときの「G」は「Generation」、つまり「世代」です。3Gは第3世代、4Gは第4世代ということになります。何が第1世代かというと、これはアナログ携帯電話を指します。
通信方式がデジタルになったのが第2世代で、高速なデータ通信を可能にした通信方式を第3世代と呼びます。
LETとWiMAX2
そして、さらに高速な通信を可能にした第4世代の通信方式が策定され、各社で採用されました。それがLTE-AdvancedとWiMAX2です。ちなみに、第2世代はPDCやGSM、第3世代の通信方式はCDMA2000やW-CDMAです。4G通信方式の特徴は、無線LANやBluetoothと連携し、屋内と屋外をシームレスに移動できる、ということ目指している点です。
おうちでWiFi
4G回線はかなり実用に近くなってきました。課題は通信可能エリアでしょうか。通信インフラの整備というのは、これは土木事業に近いものがありますので、簡単には行かないでしょうが、ちょっとずつ整備されてくることでしょう。
そうなれば、もうちょっとで「家の中でもWiFi」という時代が来そうです。
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